【シンガポール】シンガポールIP戦略2030(SIPS2030)公表

2021年08月

シンガポール知的財産局(IPOS)は2021年4月26日、2030年までの知財政策である「シンガポールIP戦略2030(SIPS2030)」を発表しました。

SIPS2030の3つの柱
・無形資産(IA)及び知的財産(IP)の世界的ハブとしてのシンガポールの地位強化
・IA/IPを扱う革新的企業の誘致育成
・IA/IP分野での雇用の創成と有用なスキルの開発

具体策の要点
・2022年半ばまでに次世代IPファイリングシステムを開発し、革新者と企業をサポートする
・法科大学や専門家の教育機関との協力、技術専門家の人材プールの構築、及びシンガポールのIP紛争解決サービスを世界に提供することを通じて、IP紛争解決能力を引き続き強化し、世界のIP紛争解決ハブとしての地位を確立する
・ASEAN諸国及び世界各国との連携を強化し、企業の国際化の取組みをサポートする
・企業がIPに関する人材や情報、サービスにアクセスできるように、IP GROW と呼ばれる新しいオンライン・プラットフォームを構築し、IA/IPサービスのオンライン市場を提供する

詳細につきましては、IPOSの以下のウエブサイトをご参照下さい。
https://www.ipos.gov.sg/media-resources/media/events/singapore-ip-strategy-2030