日本国特許庁（JPO）とブラジル産業財産庁（INPI）は、2022年1月1日から2国間PPHに加えて、PCT-PPHの試行プログラムを実施しています。また、INPIが受付けるPPH申請の上限件数 (日本を含めたブラジルとのPPH実施庁からの申請の総数）を年間800件（PCT-PPHの100件を含む）に拡大しました。
しかし、2022年度の申請は、2022年9月29日に申請件数が年間上限件数に達したため、受付が一時停止されました。
詳細につきましては弊所知財トピックス2022年10月掲載分をご参照ください。
https://www.saegusa-pat.co.jp/topics/11369/

2023年1月1日より、2023年度の申請受付けが再開されましたが、3月17日現在で、すでに申請件数は372件に達しています。
年間上限件数である800件に達しますと、次の申請開始は2024年1月1日になりますので、PPH申請をご希望の場合は早めの申請をお勧めいたします。