米国特許商標庁（USPTO）は、2023年4月3日より、特定の米国出願について、明細書等をDOCX以外の形式（たとえばPDF形式）で提出した場合、US＄400（大企業の場合）の追加料金を課すとしていました。
詳細については弊所知財トピックス2023年1月掲載分をご参照ください。
https://www.saegusa-pat.co.jp/topics/12660/

今般、USPTOは、追加料金に関する規定（37 CFR 1.16(u)）の発効を2023年6月30日に延期すると公表しました。
https://content.govdelivery.com/accounts/USPTO/bulletins/3505a9f

USPTOによりますと、この延期により、出願人はDOCX形式出願に向けた調整の時間的猶予を得ることができるとしています。
詳細につきましては以下のURLからUSPTOの2023年3月27日付け官報をご参照ください。
https://www.federalregister.gov/documents/2023/03/27/2023-06289/setting-and-adjusting-patent-fees-during-fiscal-year-2020