【日本】JPO、「AIアドバイザー」新設‐2024年4月1日より
2024年04月
日本国特許庁(JPO)は、AI関連発明について、より効率的かつ高品質な審査を行う環境を整備するために、各審査部門の担当技術分野を超えて連携する「AI審査支援チーム」を2021年1月に発足させました。そして、2023年10月には、「AI審査支援チーム」を増員して体制強化を図りました。
「AI審査支援チーム」は、AI担当官と管理職員等から構成され、AI担当官は、AI関連発明に関する審査の「ハブ」として、各審査部門の知見を集約し、AI審査支援チーム外の特許審査官からの相談に応じることで、効率的かつ高品質な審査の実現に向けた支援を行っています。
詳細につきましては弊所知財トピックス2023年10月掲載分をご参照ください。
https://www.saegusa-pat.co.jp/topics/14168/
JPOは、技術の進展がめざましいAI関連発明の審査を更にサポートすべく、2024年4月1日付けで、「AIアドバイザー」を新設しました。「AIアドバイザー」は、AI関連技術の専門的知見に基づくサポート(技術的な研修及び質問対応等)を行う外部有識者です。
これにより、JPOは、AI関連技術に関して継続的な知見向上を図るとともに、AI関連発明を適切に審査するとしています。
詳細につきましては、経済産業省の以下URLをご参照ください。
https://www.meti.go.jp/press/2023/03/20240328001/20240328001.html