【韓国】バイオ・先端ロボット・AI分野が優先審査の対象に

2025年01月NEW

韓国特許庁(KIPO)は、国のコア産業である、半導体等の先端技術分野を優先審査の対象とすべく、特許法施行令の一部を改正し、2022年11月から半導体分野の優先審査を開始しました。詳細につきましては弊所知財トピックス2022年12月掲載分をご参照ください。
https://www.saegusa-pat.co.jp/topics/12395/
また、2023年11月からはディスプレイ分野、2024年2月19日からは二次電池関連分野が優先審査の対象に加わりました。詳細につきましては、弊所知財トピックス2024年4月掲載分をご参照ください。
https://www.saegusa-pat.co.jp/topics/14986/

今般、KIPOは、2025年2月19日から、バイオ・先端ロボット・人工知能(AI)分野を優先審査対象に加える旨公表しました。これにより、これらの分野の審査期間が平均18ヶ月から2ヶ月に短縮されることが期待されます。
これに備え、KIPOは、バイオ分野(35人)、先端ロボット分野(16人)、AI分野(9人)の民間専門家を審査官として採用する予定としています。