【米国】2019年の特許取得件数-上位50社発表
2020年04月
米国の特許専門調査会社であるIFI CLAIMSパテントサービスが、2019年の米国特許取得件数上位50社を発表しました。
1位は、27年連続でIBMでした。上位1位~3位は昨年と同様の結果となりました。
1.企業別ランキング 1位~10位までは、以下の通りです。
順位 | 会社名(国名) | 2019年件数 | 2018年件数 | 前年比(%) | 前年順位 |
1 | IBM(米国) | 9,262 | 9,100 | +2 | 1 |
2 | サムスン電子(韓国) | 6,469 | 5,850 | +11 | 2 |
3 | キャノン(日本) | 3,548 | 3,056 | +16 | 3 |
4 | マイクロソフト(米国) | 3,081 | 2,353 | +31 | 7 |
5 | インテル(米国) | 3,020 | 2,735 | +10 | 4 |
6 | LG電子(韓国) | 2,805 | 2,474 | +14 | 5 |
7 | アップル(米国) | 2,490 | 2,160 | +15 | 9 |
8 | フォード(米国) | 2,468 | 2,123 | +16 | 10 |
9 | アマゾン(米国) | 2,427 | 2,035 | +19 | 12 |
10 | ファーウェイ(中国) | 2,418 | 1,680 | +44 | 16 |
2019年に米国特許商標庁 (USPTO) が発行した特許件数は、前年比15%増の333,530件となり、過去最高を記録しました。
出願公開件数は前年比5%増であったところ、特許発行件数がこれほど増加した要因の一つに、「米国特許法第101条(特許適格性)の判断に関する審査ガイダンス」の公表が挙げられています。審査ガイダンスの公表により、特許適格性の判断基準が幾分明確になったことで、101条による拒絶件数が、特にコンピュータ関連の出願において、大幅に減少したようです。
2.国別ランキングは以下の通りです。
順位 | 国名 | 2019年件数 | 2018年件数 | 前年比(%) |
1 | 米国 | 165,556 | 142,778 | +15.95 |
2 | 日本 | 54,416 | 48,260 | +12.76 |
3 | 韓国 | 22,135 | 20,216 | +9.49 |
4 | 中国 | 16,900 | 12,599 | +34.14 |
5 | ドイツ | 16,842 | 14,757 | +14.13 |
6 | 台湾 | 10,742 | 10,056 | +6.82 |
7 | フランス | 6,452 | 5,772 | +11.78 |
8 | 英国 | 5,298 | 4,631 | +14.40 |
9 | カナダ | 4,651 | 3,954 | +17.63 |
地域別成長率では、北米が前年比15.31%増、アジアは13.15%増であった一方で、欧州は0.70%減となりました。
尚、日本企業は、上位20位までに3社がランクインしています。
ランキングの詳細は下記URLからご覧いただけます。
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https://www.ificlaims.com/rankings-top-50-2019.htm