東野匡容弁理士が【日本弁理士会】研修会「裁判所のウェブ会議を始めるための簡易マニュアル」の講師を務めました。

特許制度運用協議委員会主催の研修会について下記の通りご案内いたしました。

■演題・内容

裁判所のウェブ会議を始めるための簡易マニュアル

ビジネス環境や国際競争力の観点から利用者目線に立った迅速かつ効率的な裁判の実現が求められる中、政府により「裁判手続等のIT化検討会」が設置され、平成30年3月に裁判手続等のIT化に関する基本的方向性がまとめられました。
これを受け、裁判手続等のIT化の手始めとしていよいよ令和2年2月から、知的財産高等裁判所および全国の主要地方裁判所8庁で、民事訴訟におけるウェブ会議等を活用した争点整理の新たな運用が開始されます。
そこで、日本弁理士会は特許制度運用協議委員会を中心とするワーキンググループを設置して、ウェブ会議を活用した争点整理の運用に関して知的財産高等裁判所および特許庁審判部と意見を重ねてまいりました。
本説明会では、ウェブ会議を活用した争点整理の運用開始に先立って、ウェブ会議で使用されるIT化ツールであるMicrosoft社の「Teams」の概要とTeamsを使用した裁判所ウェブ会議における留意点について解説いたします。
説明会の前半では、Teamsの導入から各種機能の操作方法、特にウェブ会議に力点を置いて解説します。後半では、東京会場、大阪会場、別室の3箇所のPCをTeamsで接続し、東京会場および大阪会場を訴訟両当事者、別室を裁判所と見立てた模擬裁判所ウェブ会議を実演します。この実演をご覧いただくことでTeamsを使用した裁判所ウェブ会議の雰囲気を実感していただけるものと思います。
また、講義終了後には、希望される方に、実演で使用したPCまたはご持参いただいたPCを実際に操作してウェブ会議を体験していただくことも予定しております。
なお、ご持参いただくPCにはTeamsアプリをインストールしておくようお願いします。

また、希望者多数の場合には人数を制限させていただくことがありますことをあらかじめご了承ください。
本説明会に参加していただくことにより、令和2年2月3日から運用開始される民事訴訟手続におけるウェブ会議に対応できる予備知識が備わるものと思います。
また、Teamsは事務所内やクライアントとのコミュニケーションツールとしても活用できますので、裁判手続とは関係なくTeamsについて知りたいという方も是非本説明をご利用ください。
なお、本説明会は、事務職員の方々の参加も可能ですので、奮ってご参加ください。


■講師

【東京】
特許制度運用協議委員会 副委員長・弁理士 齋藤 美晴 氏
特許制度運用協議委員会 副委員長・弁理士 小貫 正嗣 氏
特許制度運用協議委員会 副委員長・弁理士 坂口 吉之助 氏
特許制度運用協議委員会 副委員長・弁理士 伊藤 武泰 氏

【大阪】
特許制度運用協議委員会 委員長・弁理士 松永 裕吉 氏
特許制度運用協議委員会 副委員長・弁理士 東野 匡容 氏

■日時・会場

【東京】定員40名（会員30名、弁理士事務所職員10名）
令和2年1月30日(木) 14:00 ～16:10 (休憩あり※10分)
弁理士会館 地階B1-AB会議室(東京都千代田区霞が関3-4-2)

【大阪】定員40名（会員30名、弁理士事務所職員10名）
会場：日本弁理士会 関西会 事務所会議室
（大阪市北区梅田3丁目3番20号 明治安田生命大阪梅田ビル25階）
（http://www.kjpaa.jp/access）

【ＴＶ配信】令和2年1月30日(木) 14:00 ～16:10(会場は各支部室、定員)
[東京]配信元 [大阪]30名(会員定員数)

■申込

下記の各個別画面URLからお申し込みください(要ログイン)。
＜抽選申込開始＞令和元年12月27日(金)
＜抽選＞令和2年1月7日(火) 10:00
・抽選結果はメール等でご案内します(個別画面からも確認可)
・抽選後空席がある場合は先着順で受付けます
＜申込期限＞令和2年1月29日(水) 23:59(TV配信会場は個別画面で確認)

※会員の方は以下のURLにアクセスの上、お申し込みください（要ログイン）。

[東京]https://jpaakenshu.jp/tss/Login/Jump/?typeID=3&code=19B08601
[大阪]https://jpaakenshu.jp/tss/Login/Jump/?typeID=3&code=19B08682


※弁理士事務所職員の方は以下のURLからお申込みください（情報登録システムによる申込、出席会場を選択してお申し込みください）。

http://www.benrishi-navi.com/f/?id=a777&type=WEB