【中国】国家知識産権局(CNIPA)が 2021 年の知的財産権統計データを発表

2022年05月

CNIPAの公表によりますと、2021年の発明特許登録件数は69.6万件(前年53.0万件)、実用新案登録件数は312.0万件(前年237.7万件)、商標登録件数は773.9万件(前年576.1万件)、意匠登録件数は78.6万件(前年73.2万件)でした。発明特許、実用新案、商標の登録件数は、対前年比で30%以上の増加となりました。

PCT国際出願の受理件数は7.3万件(内、6.8万件は中国出願人によるもの)でした。
特許復審及び無効審判については、2021年中に、それぞれ5.4万件及び0.71万件が処理済となりました。

2021年末現在の国内有効発明特許件数は270.4万件で、そのうち190.8万件は中国国内企業が保有しています。特に、ハイテク企業の保有割合が高く、中国国内企業全体保有数の63.6%(121.3万件)となっています。
技術分野別にみてみますと、国内有効発明特許件数の伸長率が最も高かったのは、情報技術管理方法、コンピュータ技術、医療技術の分野で、それぞれ対前年比で100.3%、32.7%、287%増となりました。