【日本】特許情報プラットフォームの機能が更に改善されました。
2024年03月
日本国特許庁(JPO)は、かねてより特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)の機能改善に取り組んでおり、2023年10月12日に一部の機能が改善されました。
詳細につきましては弊社知財トピックス2023年11月掲載分をご参照ください。
https://www.saegusa-pat.co.jp/topics/14279/
今般、更にその機能が改善されました。
改善された機能
特許出願や特許権の法的状態(権利の存続/消滅等)を、J-PlatPatで表示、検索及びCSV出力する機能が加わりました。
① リーガルステータス絞り込み検索機能
検索オプションにて「ステータス検索」「ステージ検索」を指定すると、得られた検索結果に対して指定した条件による更なる絞り込み検索をすることができます。
② リーガルステータス表示機能
検索結果一覧、文献表示、経過情報照会等のJ-PlatPat各種画面においてリーガルステータス情報が表示されます。
2023年9月にリリースされたバージョンでは、そのリリース日以降に情報更新があった特許出願と特許権のみ対象となっていましたが、今回のリリースで出願日が1998年1月1日以降のすべての情報が表示対象になりました。
③ CSV出力機能
検索結果一覧のCSVファイル出力項目に「ステージ」「イベント」の情報が出力されます。
2023年9月にリリースされたバージョンでは、そのリリース日以降に情報更新があった特許出願と特許権のみ対象となっていましたが、今回のリリースで出願日が1998年1月1日以降のすべての情報が表示対象になりました。
詳細につきましてはINPIY知財総合支援窓口の以下URLをご参照ください。
https://chizai-portal.inpit.go.jp/madoguchi/kochi/news/cat/j-platpat_2.html