【欧州】欧州特許のジョージアでの有効化が可能に
2024年01月
欧州特許のジョージア(旧グルジア)での有効化(validation)を可能とすることについて、欧州特許庁とジョージア特許庁との間における合意が、2024年1月15日に発効しました。
https://www.epo.org/en/news-events/news/validation-agreement-georgia-enters-force?mtm_keyword=EPO-newsletter&mtm_medium=newsletter-01&mtm_content=general
これにより、2024年1月15日以降に出願された欧州特許出願において、ジョージアの指定が可能となり、欧州特許が付与された場合はジョージアで有効化できるようになりました。欧州特許のうち、ジョージアにおいて有効化された部分には、同国において許可された国内特許と同じ権利及び法的保護が認められます。
EPC締約国・拡張国以外で欧州特許有効化の合意がなされた国としては、モロッコ(2015年3月1日発効)、モルドバ共和国(2015年11月1日発効)、チュニジア(2017年12月1日発効)及びカンボジア(2018年3月1日発効)に次いで、ジョージアが5番目の国となりました。
http://www.epo.org/about-us/foundation/validation-states.html