【欧州】英国知的財産庁、標準必須特許のリソース・ハブ立上げ

2024年08月

英国知的財産庁(UKIPO)は、2024年7月22日付けプレスリリースにて、標準必須特許(SEP)に関するリソース(情報)の総合的ハブ(One-stop SEPs Resource Hub)を立ち上げたと公表しました。

このハブは、複雑化が進むSEPについての指針を必要とする、英国でビジネスを行う企業(特に中小企業)に対して、「ワンストップショップ」の情報提供を目指しています。また、SEP保有者とSEP実施者間の知識や情報のギャップや透明性の欠如に関する懸念解消、紛争の解決に際して有効に利用されることも目指しています。

ハブは次の4つのパートに分かれています
・技術標準と標準規格策定機関
https://www.gov.uk/guidance/technical-standards-and-standard-development-organisations

・SEPライセンシング
https://www.gov.uk/guidance/standard-essential-patent-licensing

・SEPライセンスにおける紛争解決と救済
https://www.gov.uk/guidance/dispute-resolution-and-remedies-in-sep-licensing

・追加情報:英国のSEPs判例、用語集、海外のSEP関連情報等
https://www.gov.uk/guidance/uk-seps-case-law
https://www.gov.uk/guidance/glossary-of-terms
https://www.gov.uk/guidance/international-signposting

詳細につきましては、以下URLからUKIPOのプレスリリースをご参照ください。
https://www.gov.uk/government/news/one-stop-seps-resource-hub-launched-by-uk-ipo