【シンガポール、日本】国際調査機関・国際予備審査機関としてシンガポール知的財産庁を選択可能
2016年04月
2016年4月1日以降に日本国特許庁(JPO)を受理官庁としてなされた英語によるPCT国際出願について、出願人がシンガポール知的財産庁(IPOS)を国際調査機関(ISA)及び国際予備審査機関(IPEA)として選択することが可能となりました。ただし、IPOSをIPEAとして選択できるのは、 IPOSが国際調査を行ったPCT国際出願に限られます。
2012年12月以来、IPOSが受理したPCT 国際出願について、出願人の希望があれば、JPOが国際調査・国際予備審査を行うことができるようになっていました。
この度、JPOが受理した英語PCT国際出願について、出願人がIPOSをISA及びIPEAとして選択することが可能となったことにより、PCTにおいて我が国とシンガポールが相互に管轄国となる新たな二庁間関係を活用し、日本企業がシンガポールを含むアセアン地域で特許を取得するための選択肢が増えました。