【韓国】侵害訴訟控訴審の審理マニュアル日本語版及び英語版を公開
2016年12月
2016年2月に当知財トピックスでもお知らせしましたが、2016年1月から、特許法院が、審決取消訴訟以外に、侵害訴訟の第二審(控訴審)も管轄することになりました。
https://www.saegusa-pat.co.jp/topics/2313/
それに伴い特許法院は、2016年3月に、「特許法院における侵害訴訟控訴審の審理マニュアル」を制定し、その中で、特許訴訟における手続の協議、主張・抗弁の提出期限の指定、争点別の集中審理等を規定しました。
そして、特許法院は2016年10月に、上記マニュアルの日本語版及び英語版を公開しました。
韓国特許法院における侵害訴訟控訴審の審理マニュアル(日本語)
韓国特許法院における侵害訴訟控訴審の審理マニュアル(英語)
なお、2014年~2015年に特許法院が受理した事件のうち、外国企業等の外国人が当事者である事件が約30%を占め、そのうちで米国人及び日本人が当事者である事件が約50%に及んでいます。この点に考慮して、上記マニュアルの日本語版及び英語版が公開されました。