【インド】インド特許意匠商標総局 (CGPDTM)、2017-18 年度の年次報告書を公表
2019年11月
2019年7月17日、インド特許意匠商標総局 (The Office of the Controller General of Patents, Designs & Trade Marks: CGPDTM) は、同局ウェブにて2017-18年度(2017年4月1日~2018年3月31日)の年次報告書を公表しました。
年次報告書の全文 (ANNUAL REPORT 2017-18) は、下記URLから入手できます。
http://www.ipindia.nic.in/writereaddata/Portal/IPOAnnualReport/1_110_1_Annual_Report_2017-18_English.pdf
(1) 出願件数、審査件数、特許査定件数、最終処分件数の動向は、下表の通りです。
| 2013-14 | 2014-15 | 2015-16 | 2016-17 | 2017-18 |
出願件数 | 42,951 | 42,763 | 46,904 | 45,444 | 47,854 |
審査件数 | 18,615 | 22,631 | 16,851 | 28,967 | 60,330 |
特許査定件数 | 4,227 | 5,978 | 6,326 | 9,847 | 13,045 |
最終処分件数*1 | 11,411 | 14,316 | 21,987 | 30,271 | 47,695 |
*1:最終処分とは、特許査定、拒絶査定、取下、放棄を指す。
(2) 審査の迅速化
2017-18年度の特許出願件数は、前年度の45,444件から5.3%増の47,854件となりました。その内、32,304件が海外からの出願でした。
2017-18年度の審査件数は、前年度の28,967件から2倍以上の60,330件 (前年比約108.2%増)となり、特許査定件数は13,045件(前年比約32.5%増)、最終処分件数は47,695件(前年比約57.6%増)となりました。審査件数、特許査定件数及び最終処分件数の大幅な伸びは、審査がスピードアップされたことを示しています。